近年地球温暖化の影響で異常気象の発生や海面上昇の進行が問題視されている。
その対応策を提示する施設を取材させていただいた。
項目は13番、「気候変動に具体的な対策を」
KURKKU FIELDSは、千葉県木更津市にある、「農」・「食」・「自然」の循環をテーマにした複合型施設である。
東京湾に捨てられていたごみを使った橋。
訪れた人にごみ問題について考えるきっかけになればという思いから作られた。
施設内の野菜は全て有機野菜である。
排水も循環される。浄化槽で不純物を取り除き、施設内の水路へ流す。その後ビオトープへと流れ込み、浄化される。
家畜が飼育されている。とれた乳は施設内のダイニングで調理される。
堆肥枠には刈り取った雑草が詰め込まれる。中で微生物が分解し、天然の肥料が作られる。
除草作業は薬を使わず人の手で行われる。
ソーラーパネルは至る所に設置されており、施設内の電力の約8割を補っている。