都会の住宅密集地をのんびりと走り、懐かしさを感じさせる世田谷線。一方、自然豊かな丘陵地帯・住宅街・商業施設が立ち並ぶ区間の高い位置に敷かれたレールを走り、未来的な印象の多摩モノレール。見た目も沿線風景も全く違う二つの路線だが、両者とも地域の人々の移動手段として生活の中に溶け込み欠かせないものとなっている。そんな二つの路線の沿線風景とありのままの日常を撮影し、作品にした。