女らしさとは女のためか、はたまた男のためか。
社会から要求されている女性に対する『当たり前』。その性別というだけで、少なからず潜在的な女らしさを期待される。まるで「器用にこなさなければ価値はない」とでも言われ続けているようだ。印象の良い化粧、料理の手際の良さ、丁寧なボタンの修復。それらを器用にこなせる能力があるならば、社会に進出する機会をもっと得られるのだろうか。。。女性は、一人一人が望む場所で今よりもずっと伸び伸びと活躍することが期待されて良いはずだ。一方で、似たように男性も社会から男らしさを要求されているかもしれない。それを比較しようと、男と女を同じシチュエーションで制作してみた。
砂賀 叶羽