Disposable masks 


 

 

ひとは、いくつも「顔」を持っている。

 

SNSのアカウントを複数使い分けるように、あるいは 毎朝着る服を選ぶように、

 

その場の状況によって、おもてに出す顔を取り替える。

 

  

 

 

 

裸で歩きまわるのが法に触れるように、素顔を晒すのは罪なのかも知れない。

 

 「顔」は、あるいは、他者との摩擦を避ける防具なのかも知れない。

 

 

「顔」は、社会に迎合するドレスコードとしての側面と、

 

本当の自分が外の世界に流出してしまわないための仮面としての側面を持っている。

 

 

 

 

 


 

 

 

秋元クラス

「persona」 加納 拓実

「纏う」 一柳帆乃果

「彼の本当の顔は」 谷口凜