これは、中国人でありながら日本で生まれ育った私の物語。

さまざまな葛藤と悩みを抱えながら、私は今日も”光”を探して生きていく…。

”朝”が来るのが怖かった。

現実は自分が思っているより優しいものではなかった。息がつまる…。まるで、溺れているみたいだ。

…それでも”光”をさがして、今日も、もがきながら、

私は生きていく。

腕に刻まれる、この”印”だけが…

自分が…頑張った”証拠”だと思っていた…。

本当は薬も怖い…。

記憶が抜け落ちて来ている。

いつか全部忘れてしまいそうで、怖い…。

 

幼稚園からのお誕生日アルバムのメッセージ

 

 

家族の欄は…

 

 

”空白”?

 

 

 

壁に空いた穴は、私の心の穴そのものだ。

 

 

どこかで、心から笑い合いたい…

そう思っている自分がいることも…分かっている…。

 

 

…でも…。

 

夜が来て、

 

朝が来て、

 

また夜が来て…。

 

 

怖い。

 

 

今更歩み寄る?
もしかしたら、また、いや、もっと、傷つくかもしれない。

…だから、今日もこの気持ちにフタをする。

二度と治らないこの”傷”を抱えながら、どのように向き合えばいいのかわからないまま。

ずっと、悩みながら、葛藤しながら、

いつか出会える”光”を探して生きていく。

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本作は今までの自分に起きたこと、また今後の自分の目標を表現しました。

 

外では日本文化に適応し、家庭内では中国文化を強いられた毎日。そこで生まれるギャップにストレスを感じていました。また、完璧主義者である父親からの家庭内暴力、精神的暴力、家族からの無言の圧力。その全てがとても辛かったです。それでも、“私”という存在を認めて欲しかったから頑張ってもがいていました。けれど、一度“傷”になったものは元には戻らなくて…。結果、複雑性PTSD、うつ病を患ってしまいました。

 

母親は乳がん、うつ病を患っています。主婦という仕事を与えられ、外に出ることを許されなかった母親は日本の文化を知るどころか、友人をつくることすらままならず、いまだにこの社会に適応できずにいます。

 

学業的に優秀“だった”兄も結局は親の引いたレールを歩いているに過ぎませんでした。そして兄は崩壊してしまった。また、兄は12歳年下の私の方が愛されていると言って嫌がらせをしてきた時もありました。

 

私の家族は、父親を含め、全員精神疾患を患うことになってしまいました。

 

最近はずっと父親や、家族に関わるのを嫌がって逃げていました。でも心のどこかでみんなと笑い合いたい、そんな気持ちが見え隠れしてる事にも気付き始めていました。でも会いたくない、傷つきたくない、そんな葛藤を表現出来るようにと作品を仕上げました。幸せな未来に向かって何回も転んでは立ち上がって、それでも頑張っている私を少しでも感じていただけたら嬉しいです。